おやすみなさい

旧nikki desu

写真/身体自認

体育館から逃げ遅れる夢を見た。

わたしは体育館にいて、体育館でたぶん爆発か何かが起こった。避難しなければならない雰囲気だった。しかしまわりの人はスマホでカシューカシューっつって写真撮ってる。そのときわたしはとっさに御嶽山でのあれこれを思い出し、写真撮ってる場合じゃない! 私は逃げる! と思い真っ先に体育館から飛び出した。飛び出して、走った。なんか、どうやらグラウンドに集合みたいな感じ。なのにわたしはなぜか校舎の中を走っている。なぜ! 出たい! 校舎から出たいのに道を間違いまくってなかなか外に出られない。校舎のなかも大騒ぎである。大騒ぎにもまれながらひたすら校舎を走る。早く外に出たい! やっとのことで外に出たのにまた道を間違えてなかなかグラウンドにたどり着けない。つらい。最終的にどうにかグラウンドにたどり着いたときには、既にほとんどの人が待避していた。

夢のなかってなんだかうまくいかない。身体機能が鈍るというか、ちょっとずれる。思考は通常の速度で回っているのだけれど身体が遅い。ああっうまくいかないっ! となる。幽体離脱した自分が勝手に動く自分の身体を眺めているような。

あとなぜか夢の中に学校が現れると十中八九小学校だ。一番長い時間通ったから印象に残っているのか? 年数でいうと大学も同じだけれど。小学校の中で追いかけられたり逃げる夢をとてもよく見る。

 

 

さいきん急に寒い。なんなのもう。寒い。寒い。でも暑いよりましだとも思う。

あと脚の青あざがすごい。『わが父、ジャコメッティ』を観た帰り、駅の階段で壮絶に転んだ。どういうわけだか階段を踏み外して、すねで3段ほど滑り降りた。手すりを握っていたのに転んだ。うしろにいた女子二名が「えっ……」みたいな雰囲気になったのだけれど私は恥ずかしかったのでなにごともなかったかのように立ち上がり歩き出した。動揺を悟られないために早足にならないように気を付けた。背後で「痛そう」という声が聞こえたけれど痛くないよ! って思ってた。アドレナリン出ていたくなかったよそのときは。

そのまま電車に乗って家に帰ったら血が垂れていてびっくりした。すみません同じ電車に乗っていた人。足から血を垂らした女がいたら嫌だよね。擦りむいたのかと思いきや果物ナイフで垂直に刺されたような傷になっていて、血まみれのなかから脂肪の粒が顔をのぞかせていた。動揺して写真を撮った。自分の脂肪初めて見た! 何枚も写真を撮った。どうしようもなさそうだったので引きずり出してみた。丸い。おこめみたい~♡ でもそれが出てきたぶん足に穴が開いている。ぽっかり穴が。足に穴。ブラックホール? ってくらい暗い。脂肪さんは米粒二つ分くらい。どうしたらいいのこれ? と思ってそのまま捨てるのももったいないので指でつぶしてみた。寒天のような触覚でつぶれた。プチ手術気分を味わった。

ゲンダイジンは動揺したり普段想像もしてみない場面に出くわすと写真を撮るというのはほんとうだった。ちなみに写真はアップしないのであんしんしてください。

数日したら両足にものすごく青あざが浮いてきた。今驚くほど足がきたない。なぜか普段からよく転ぶのでだいたい痣だらけだけど今回はなかなかない規模できたない。生傷絶えない系女子。足の穴はなんかふさがってきました。血が固まってるだけなのかもしれないけどもうよく分からないしどうにかしようとしてもたぶん手遅れだしどうしようもない感じもするしどうでもいい気もするので放っておきます。

ちょっとつまづくくらいならドジっこかな? でいいんだけれど転んで唇がまっぷたつに割れたり傷口から脂肪が……とかぜんぜんかわいくないしなんかやばい。足の衰えがやばい。かんぜんに自分の身体イメージ間違っている。と改めて感じた。

 

 

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