ふぁんたじ
学位申請審査願を提出し、事務室から出て解放感にみちあふれながら伸びをしたらブラのホックがはずれた。コートを着ていたので直すのもめんどうで、その出来事は4時過ぎのできごとだったのだけれどわたしはいまだにコート着たままブラのホックはずれたままです。あとは口頭試問がこわいだけ。
解放感ついでに残っていたレポートもふたつ仕上げてプレゼンのじゅんびもしてって調子にのっていたらバスが一時間後しかない。こまった。おなかがすいたのでスーパーに寄って帰ろうとおもう。
今日は授業でファンタジーについて考えた。
ファンタジーは祈りなんだって。かわゆす。尊カワユス(とうとかわゆす)。
わたしはずっとディズニーファンタジーとディズニーランドとディズニーファンについて考えていた。わたしは個人的にはディズニーは身に着けるのはちょっとしっくりこなくて、それはなぜかって考えるとディズニーは映画があって背負っている物語が大きいからかもしれないと思う。サイズ感が小市民には手に負えないの。
ディズニーランドはまだ分かる、ディズニーはキャラ化して小さくまとめるには余り多いから、ディズニーランド、ディズニーの世界のほうに没入するの。物語の中にお邪魔するイメージで。
そんな恐れ多いディズニーがそれでも好きだとのたまうディズニーファンの方々、さぞかしファンタジー色ギラギラしているのだろうと思いきや、意外とフツウな人が多いという。これがわたしは不思議なのです。ファッションにせよ思想にせよ、平凡を絵に描いたような人がディズニー大好きだったりするでしょう。どういうことになっているんだろう。
一方サンリオは身に着けるものという感じ。子供がキティちゃんのヘアゴムつけたり中学生になったらリズメロにはまったり。サンリオグッズ大好き。なんかちょうどよくて大好き。イモさモサさが心地よいの。
日本産だから? あの日本人になじむかんじ、すごいね。ピューロとかもあの鈍くささがいいのだと思う。サンリオだけでももちろん成立するのだけれど、サンリオと人間、で完成ってかんじ。もっさ。
USJはよく分からないけれどなんかゴチャゴチャ雑多な感じ。なんであんなことに。としまえんは行ったことない。
あとゆるキャラはファンタジーじゃないなと思いました、現実を生き抜く術としてのゆるさ感が出すぎててリアリティはんぱない。つらい。
思えば授業もあと数コマしかない。人生最後の授業がおわる。これからわたしはどうやって思いもしない情報を仕入れればよいのだろう? どうやって勉強してゆけばいいの。
本を読むにしたってネットで検索するにしたって、自分の知っているところからしか広がらないのだからざんねんだ。授業みたいに思いもよらない話題が広がったり、知らない単語が出てきてひっしに調べたり、そういう経験をする場をさがさなくてはならないと思う。
バス来そうなかんじがするからおうちに帰るね。あしたは観劇!