おやすみなさい

報告は以上です

キレイ

大人計画の『キレイ―神様と待ち合わせした女―』をみにいった、

大人計画はわたしの一番すきな劇団でわたしが舞台をはじめるきっかけになった劇団だった、なかでもキレイという演目は初演、再演のDVDももちろん持っていて何度も何度も恋のように観かえしたし戯曲も何度も何度も読んだ、サウンドトラックもipodに入れて何度も聴いて、まるで恋だった。

夜中家族が全員寝静まってからこっそりリビングに降りて、電気を消してDVDを見た。当時は何度見ても途中でかならず涙していた、目が腫れることなんて気にせず泣き腫らして眠った。

私の舞台への片思いは大人計画のキレイから始まっていまだ成就していない。

 

松尾さんの芝居のあのオープニングのすばらしさってなんなのだろう、好きなオープニングベストスリーにいつも『キレイ』と『ふくすけ』は入ると思う。オープニングのあの音楽の鳴り始める瞬間が好きで好きで、何度でも鳥肌がたつ。

 

何度も夢見た「ケガレのテーマ」が鳴りだした瞬間涙が漏れた、舞台でもライブでもわたしはいつもオープニングで泣くのだ、やっとここに来た、出会えた、という気がして涙がでる。

 

たべちゃんの声がかわいすぎるので何度もこまった、たべちゃんバージョンの歌がもっと聞きたくて新しいサントラ売ってないかなって覗いてしまった、なかった。たべちゃんほんとうにかわいい、あんなに声かわいかったの? って何度も戸惑った。歌もすごいいい、なんというかいい。

皆川さんのキネコ似合いすぎだしおおらかで肝っ玉母ちゃんでいいかんじです、サダヲさんダイズ兵おいしいし(もっと歌聞きたかった感はある)でも舞台上になんども宮藤さんさがしてしまった、いないってわかっているのだけれどわたしの恋心がついそうしてしまう。

松尾さんが出てきたときのあの観客席のホワっと湧くかんじなんなのかね、親ごころみたいなね。だいたい松尾さんより年下のひとのほうが多いとおもうけれど。


ミサ→ミソギの名前変更も含め演出全体がシンプルに分かりやすくなっていてよかったかもしれない、もはや照れもない。技術のクオリティが上がってそれに伴って演出もブラッシュアップされてゆく、キレイではそんな過程が見れているようでそれもおもしろい。

わたしは舞台での文字の演出が好きで、今回もやはり電光掲示板の演出が好きだった。再演でもたしかそうだったように思うけれど「ここにいないあなたが好き」の歌詞が電光掲示板にうつるところはゾクっときてほんとうにいい、この歌大好きだな。言っていることがとてもよく分かる。

ああもう考えてることに文章が追いつかなくていらいらする、身体はふべんだ。タイピングの手が追いつかない。 

作品についてなんて語りだすときりがないしそれに手が追いつかないので黙る。感想文でまとめられるものではないからいつかがちのレポートか論 を書くときまでとっておく。

 

そうだ、全員が居直って斉唱している様子が好きで、そういえば『イケニエの人』のオープニングの歌も大好きなんだ、あれがきっかけでSAKEROCKも聴くようになった。

歌に関しても言い出せばきりがない。「ケガレのテーマ」はやはり至上、「ここにいないあなたが好き」、「宇宙は見えるところまでしかない」、「事実は事実」、「カミサマの言うとおり」、「スリーピー小松大魔術団」、「キレイ」。たまらんなあ。「いつか着替えた気がする」も好きな曲なのでもうちょっと長く聴きたかった。

キレイな花が見たくてわたしだっていつも歩いた、「何かある」、そう思わなきゃ生きてゆけないし生きる価値もない。みんな花を探して歩いている。どこかに花があると信じることに意味があるとわたしは信じる。

歌詞を載せることができないのが本当にざんねんなのだけれど松尾さんの歌詞はいつもさいこうだ、『悪霊』の「井上の歌」とかもめっちゃ好きだ。


 

実は、妹と初めて舞台を見に行った。

もともと人と舞台を見に行くことってそんなに得意ではないのだけれど、妹は何年もまえからなぜかキレイを気に入っていて、わたしのDVDを観たり、サントラもipodにいれてよく聴いているようだった。

DMが届いて、まあ行かないだろうと思いながら妹に声をかけると、すぐに行くと返答があった。意外だった。妹は小学校の観劇会で観た劇団四季くらいしか観劇経験がない。

そんなこんなで妹と隣の席で舞台を見た。

前日、妹は「明日私の人生が変わるかもしれない」と言っていた。

劇場から出て、妹は、人生は変わらなかったがいい作品だったと言っていた。

わたしは、そんなに簡単に人生なんて変わらないよ、と言ったけれど、わたしの人生はたしかにキレイで変わったのかもしれない。そんなことはあとになって分かることだし、妹にもいつかそんな出来事が起こればいいなと思う。

 

大人計画の舞台をみると、いつも数日間は恋心の名残で胸が痛い。もう一生キレイという演目が観れないかもしれない、少なくとも二度とおとついのキレイは観れないのだと思うと、なんだか泣きたい。舞台ってかなしい。いつもなにもかも過ぎ去ってしまうしわたしはいつもかなしい。


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わたしたまに変な柄のワンピース着てます。



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サントラ聴きながら帰ったら、サダヲさんの声が若すぎておどろいた。月日の流れを思う。



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