おやすみなさい

旧nikki desu

プーさん

毎日夢を見る。何よりも夢の世界が好きだ。夢を見るために何度もアラームをかける。その度に夢が途切れて新しい夢を見れる。

 

 

煌びやかなホテルでおいしいカクテルを作る夢をみた。試飲していないけれど、きっとあれはおいしい。ピーチリキュールを使った気がするのだけれどレシピを覚えていない。

 

夜のホテル街で酔っ払いがトイレに忘れらた現金(3~4万円くらいと思われる)を盗む夢をみた。問い詰められてもしらばっくれるつもりで、パンツの中に現金を隠し持って個室から出た。逃げるとちゅう、いつのまにか、ホテルの名入りタオルを持っていることに気がついてそれを捨てようとした。ホテルのタオルを入れていたのはわたしが通っていた中学校の指定鞄だった。ドキッとした。鞄なんてさっきまで持っていなかったのに。てきとうなことを言って、慌てて逃げ出した。そのまま走って家に帰ると、お母さんが訝しげな目でこちらを見ている。わたし、またうそをつく。3万円で、なに必死になっているのだろ、とふと思う。

 

中学校を卒業する夢を見た。もう上がったつもりのバンドのライブを体育館でやっていると知って、いてもたってもいられず体育館へ駆けつけたけれど、ライブはもう終わっていた。わたしがそんなことをしている間に皆、卒業アルバムのうしろの部分に寄せ書きをしていた。誰もわたしに書いてほしいとは言わなかったし、わたしも誰にも書いてほしいと言えなかった。中学生のときに付き合っていた(と言ってもキスすらしていないのだけど)男の子と、高校まで一緒だった女の子が、わたしに寄せ書きを書いてほしいと言ってくれた。でもわたしはそのときえんぴつしか持っていなくて、カラフルなペンのなかにひとりえんぴつで書くのがなんとなくいやで、書くことができなかった。結局わたしはまたまっ白の卒業アルバムを持ち帰った。

 

 

夢から覚めると裏切られたような気がして切ない。何度目か、目覚めて、もうそろそろ起きなきゃ、と思って階段を下りリビングの冷蔵庫を開けて牛乳を飲んで、自分の部屋に戻ってもう一度寝た。また夢を見た。

 

今日の予定はバイト先のお客さんとご飯を食べに行くこと、それだけ。

今日は早く帰るね。