おやすみなさい

旧nikki desu

2018-01-01から1年間の記事一覧

祭りのあと

外から運動会のアナウンスが聞こえてくる。 夜の街が好きだな。暗がりのなかで看板が光る。夜の街と、夜の街でしか生きられない人が好きなんだ。 遅くまで飲むと、翌日がつらい。そういう至極当然のことに気づいたのがほんとうに最近で、それまで気づいてい…

たのしい連休

妹が予定がないと言うので、先の連休は妹と過ごした。 土曜は夜まで外出していて、妹は夕方まで買い物をして先に来るというので合鍵で家に入っていてもらった。自分がいない部屋に人を入れるのは初めてだった。 その日は慣れないことをして非常につかれてい…

もうどこにも行きたいところがない

学生時代はずっと女の子の話を書いていたようにおもう。それだけでなくて、私はずっと女の子たちが好きだった。必死でみじめでかわいそうな女の子たちが大好きだった。そういう女の子たちをずっと見ていたし、そういう女の子たちが一番魅力的だとおもってい…

コミュニケーション

バスがおおきく曲がり、沓掛口に差し掛かった瞬間景色が変わる。目に緑が飛び込んでくる。洛西ニュータウンに近づいている、いや、このあたりからもうそうなのだろうか。私たちは、妙に木が多いことに気がつく。バスが道を進むにつれ、ますます確信する。木…

つよくなりたい

日曜日。天気がよいので洗濯をしようとしたら、漂白剤を切らしていた。 漂白剤を買うために服を着替え、からだじゅうに日焼け止めを塗って出かける。日差しがきつい。夏だな。 薬局はいつも涼しい。 薬局でいつもの漂白剤を買って外にでる。そういえばこのへ…

友人と夏

友人Yが来ていた日記。 なんだか毎年年末と夏あたりに京都で会っている気がする。 ということで今年も夏がはじまる。 7日(木) 彼女と、共通の友人Sと、三人で夕方6時半頃木屋町で待ち合わせ。雨の予感がつよい。元立誠小のあたりを歩いている時点でぽつり…

真顔の私

なんでわたしは真顔なんだ? そうなんです、わたしって真顔の人種なんですよ。うちのお母さんだいぶ善良で、そんなこと言うかな? ってかんじなんですけど、それでも幼稚園児の時分に「ほんとかわいくない」って言われた記憶があるくらい素真顔なんです。素…

姉と妹

ちかごろ知り合いの娘さんたちと関わることが多くある。 彼女らは小学生の四年生と二年生の二人姉妹だ。 この姉妹、両方とても人懐っこく、愛嬌もあってかわいらしく、しかも賢い。人をよく見ている。名前もすぐに覚えるし、その人それぞれの癖なんかもよく…

本屋の彼女のこと

近所の本屋に、学生時代同じバイト先にいた女の子が働いている。 私が大学三回生から院を修了するまで三年間働いていたバーで、彼女も同じ時期から二年間ほどそこで働いていた。 彼女はわたしより二つか三つ年上で、でもそれ以上に大人びて見えた。フリータ…

GWの子犬

ペットショップで子犬を見ていた ゴールデンウィークの真っ只中、家族連れに囲まれながら子犬は跳ねたり鳴いたりしている 一匹の子犬が寝入る瞬間を見ていた ベッドに寝転び目をうとうととさせ、徐々に眠りにおちてゆく まばたきをするたびにまぶたが重くな…

「人間関係」など存在しない

昨夏、グループで作業をしていたとき、人は人をいともかんたんに使い捨てるよな、と思った ただ、使い捨てる、という言い方は正確でなく、単に、使っている、というのが正解なのだにも関わらず無意識で使い「捨てる」という言葉が出てくるのは完全にわたしの…

ネバーエンディングビーチ

先週末、森、道、市場にいってきた。知り合いにお手伝いしないかと誘われ、たいして考えもなしに二つ返事で行く行く~と言ってしまった。こういうのほんと10年ぶりくらい、日焼けが嫌すぎるがゆえにアウトドアも野外フェスもやめていたわたし。バーベキュー…

ぴかっと光るもの

そういえばあのいみふめいな焦燥感感傷がないいつからかない 終わりから見ていた何かそのなにかがもうない 学校を出たからか期限のあるなにかが終わったからかこれがおとなになるってことなのかわかんないけど いつも、終わる終わるって思ってたでもいまは思…

春来ず

年明けてこのかたとことんツイておらず、あ〜あってなことばかり起きているもしかすると意識しすぎなのかもしれないが、それにしてもこれはどうでしょうねってくらいツイていない交通事故に巻き込まれたりお気に入りのサングラスが割れたり買ったばかりのパ…

手紙と日記

日記と手紙が好きだ 昔から手紙が好きだった わたしは口下手で、でも手紙だとすなおなことが言えるから 初めて字が書けるようになって、きっと多くの子供はお母さんに手紙を書く みんな同じような言葉並べて そのうち幼稚園の友人たちに 好きだった男の子に…