おやすみなさい

報告は以上です

妹はなんとなくパンケーキとムーミンが好き。しかしそれももう飽きた

 


わたしは物心ついたころから漫画が好きだ。はじめて自分で買った漫画は『魔法陣グルグル』で、小学生のころは『かってに改蔵』にはまっていた。中学生になったら岡崎京子魚喃キリコにはまり手当たり次第買い集めた。今でもだいたいそのあたりが好きだ、近年自分のなかでヒットしたのは宮崎夏次系とpanpanyaで、そう、だいたいこのマンガがすごい! に選出されるようなかんじの漫画が好きですね、と思って検索してみたらそうでもなかった。

思えば意識的に少女マンガに触れた数は少ない。楠本まきのKISSxxxxとか好きだけれど。

 

妹がTSUTAYAでレンタルしてきた『きょうは仕事休みます。』を六巻まで読んだ。田之倉くんたしかにかっこいい。でもこんな幸せがあるはずないと思った。このあとどうなるのか知らないけれど。昔からそう思っていたから少女マンガにはあまり縁がなかったのかもしれない。いつも、こんな幸せあるわけないと思う。

 

妹は、自分でもよく言っているが、影響されやすい。あとテレビが好き。

すこし前まで『Nのために』にはまっていて、その前は『ディア・シスター』にはまっていて、その前は『失恋ショコラティエ』にはまっていた。放送が終わり絶望していたかと思いきやこんどは『きょうは仕事休みます。』にはまっていた。田之倉くん田之倉くん言ってた。しかしそれも収まってきた。

妹は基本的に石原さとみが好きで、服装や髪形など、わりと「石原さとみっぽい」ものをチョイスしている。失恋ショコラティエのときは「サエコさん(石原さとみの役柄)っぽい」髪型と服装を心掛け、ディア・シスターのときは「美咲(ry)っぽい」服装を心掛けていた。ちなみに妹は夏ごろ衝動的に髪を切ったため現在ボブヘアーであり、「美咲っぽい」髪型にできないことを心底後悔しているようだった。妹は髪を切ったことをものすごく後悔していて、しばしばロングだったころの写真を見てはため息をついている。

そして近頃は、きょうは仕事休みます。だった。無意識のうちに服装もハナエさん(綾瀬はるかの役柄)を意識しているようだったが、アラサー処女であるハナエさんに憧れるべきところってはたしてあるのだろうかと(主にファッションなどの面で)うっすらと疑問にも感じているようだった。

しかしそれでも「お母さんに正式に「私をハナエさんと呼んでください」と申請しました」という報告があったほどだ。ちなみにその申請は却下されたようだった。

 

また、妹は自分が石原さとみ綾瀬はるかではないことを知っていて、目指すべき場所が違うのではないかとときより悩んでいる。顔の系統がまったく違うのだもの。

せめて吉高ちゃんあたりにしておけば? とわたしは言った。吉高ちゃんがどうとかいうわけではなく、上の二人に比べるとまだ薄顔だと判断したからである。

身内のひいき目もあるかもしれないが、妹は濃い顔でこそないがわりとカワイイと思う。どちらかというといつも集団のなかでちやほやされてきたタイプだ。どこでこうなってしまったのか甚だ疑問なのだが、自尊心が低いわりにプライドの高いめんどうな性格さえなければなあと残念でしかたがない。少なくとも中学生までの妹は今とはまったく違う性格をしていた。そっちはそっちで大いに問題のある性格だったのだが。

ある日突然性格が変わるなんてことがあるのだなあと妹を見ていると思う。ちなみに中学生までの記憶はまったくないらしい。

わたしは徐々に自分の性格が変わっていったことを把握しているので、そのあたりがどういう感覚なのか分からない。けれどたしかに、わたしだって中学生のころの自分と今の自分が表面的にはほとんど別の性格をしていることに気づいている。だから、あのころの知り合いと会うとどうふるまっていいか分からない。

妹は先日、親しい友人に「二等辺三角形みたいな性格」と言われたと笑っていた。ツンとトンガっているらしい。お姉ちゃんは直角三角形だと思う、とも言っていた。直角は守りたいけど三角形、と言っていた。よく分からなかったがなんとなく納得した。

 

ちなみに妹は本も読まなければまんがすらほとんど読まない。唯一まともに読んだといえる『1リットルの涙』で小中高と三回も読書感想文を書いたつわものである。

 今は妹の部屋でぱそこんをかちゃかちゃしているわけだけれども、本棚代わりのピンクのカラーボックスには学校で使う福祉関係の教科書しか入っていない。

 

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