おやすみなさい

旧nikki desu

あまり覚えていない

モー娘。の新メンバーが2002年生まれで、宇宙人か、と思った。2002年生まれって。

学校が始まり久しぶりの満員電車に乗ると、きっとこのなかに小中学生くらいのアイドルが歌っている前向きなアイドルソングを聴いて励まされながら会社に向かっている人が何人もいる、と思った。この車両にいるかはわからないけれどどこかにいると思った。高校生のころ、ヴィジュアル系の音楽を聴きイヤフォンのこちらがわを爆音で埋め尽くして登校していたころの自分と重なった。心のなかでエールを送った。

 

 

昨日は京都駅に行った。

先日カメラをレンズから落としレンズをぶっ壊したので修理してもらうか買い替えるかとにかく電気屋さんに行かなければと思った。せっかく充電器買い替えたところだったのに!

京都駅付近で買った気がしていたので、とにかく京都駅へ向かった。一応京都府民だけれど驚くほど京都駅には縁がない。記憶を頼りに歩き、伊勢丹から出て電気屋さんのほうに向かう。電気屋さんがあった。ビックカメラだ。ここだ、ここだよ。ここで買ったんだ。これまではコンデジを使っていたので壊れたら即刻買い替えていたためカメラを修理に出そうとするのは初めて。

よく分からないけれどカメラコーナーに行きうろうろしていると、カメラに詳しそうなおじちゃん店員さんが話しかけてくれた。でも胸にPanasonicって書いてある。わたしのカメラ、Canonビックカメラの人ではなくPanasonicから派遣されてきたカメラ部員さんみたいなものらしい。

申し訳ないなと思いながら事の顛末を相談したりカメラを見せたりしていると、おじちゃんが四階の修理コーナーにとりあえず持って行って見てもらおう、と言ってくれた。修理コーナーなんてのが電気屋さんにはあるのか。おじちゃん、超親切。そのままカメラを持ってわたしを先導してくれる。無事修理コーナーに辿り着き、一連の流れをおじちゃんが説明してくれ、もし買い替えるならまたカメラコーナーまでおいで、いろいろ一緒に見てあげるから、と言っておじちゃんは去っていった。なんて親切な人なんだろうと感動する暇もなく修理コーナーの人とやりとりが始まる。

「カード持ってますか?」「持ってません」「じゃあここに氏名と電話番号を」「電話番号って家電ですか? 携帯ですか?」「どっちの人もいますけど」「両方書きます」「(カチャカチャ)うーん、キングジムポメラを買った履歴はあるんですが」「あれー」「生年月日書いてもらえます?」「はい」「うーん、携帯電話の購入履歴なら」「あー」

このへんで、違和感に気付き始めました。修理コーナーのお兄さんの制服にあるビックカメラの文字にやけに違和感を感じる。あれここビックカメラ? わたしヨドバシで買った気がする。カメラコーナーに見覚えがあったからここで買ったのだと確信したんだけど、もしかすると下見に来た系?

「うーん、カード持って改めて来ますね!」と言い放ち、わたしは逃走しました。光より速くカメラコーナーを通り抜け、幸い接客中だったおじちゃんに、すみません何かとすみませんと念を送りながら逃走した。

動揺しながら「京都駅 ヨドバシカメラ」で検索するとやっぱり近所にヨドバシ、ある。こっちか? こっちなのか? ヨドバシに行かなければ。でもほんとうにヨドバシで買ったの? 行ってみないと分からない。でも行くのがめんどい。だってちょっと遠そう。ちょっと遠そうなヨドバシまで行ってヨドバシで買ってなかったらどうしよう。はたしてわたしはこの学校でいろんなひとから初心者機だのダサいだのと遠回しにディスられ続けるCanon kiss X7をヨドバシカメラ京都店でこうにゅうしたのだろうか? 頭がこんらんしてきた!

 

気づくとわたしはラーメン屋さんにいた。

ラーメンは必ずスープを最後まで飲む。塩分! カロリー! と思いながら飲む。やめられない。だってラーメン屋さんにはスープ飲みに来てるから。(スープ、という単語を思い出せずここまで「汁」で推し進めてきて、汁ってやっぱりなんか汚いな、と思い20秒ほど考えた結果スープに辿り着き事なきを得ました)

麺とか具とか、ほんとうはいらないんです。スープが好きなんです。おそばもそうです。麺つゆを飲みに来てるんですわたしは。すみません。

そんな感じで、ラーメン食べてバイトに行きました。ラーメン好きの人には怒られるかもしれませんがわたしは酢が好きなのでけっこうドバドバ酢入れます。

カメラ、ほんとうにヨドバシで買ったのかな?

 

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ラーメン食べるときってだいたい一人だと気がついた。